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サンガーシーケンスバリアント解析ソフトウェア
Mutation Surveyor
Mutation Surveyor (ミューテーションサーベイヤー)ソフトウェアはサンガーシーケンスデータからSNPs、ヘテロ接合Indelを含むIndels、低存在バリアントのコールを自動で行うバリアント解析に特化したサンガーシーケンス解析ソフトウェアです。独自技術であるアンチ・コリレーションテクノロジー(米国特許 8,086,410)を用いてシーケンス波形データの波形を自動で評価し、最大99.5%の正確性とプライマリピークの15%の感度でバリアントコールを実行します。
塩基配列(文字列)に基づいてバリアントを検出する配列解析ソフトウェアではベースコールされないセカンドピークは解析者の視覚的な評価を要しますが、波形を直接評価するMutation Surveyor ではセカンドピークも自動的に評価されバリアントコールが行われます。またオプションを選択することにより、プライマリピークの5%の感度で潜在的なマイナーバリアントポジションを検索することも可能です。

1番上のエレクトロフェログラムはリファレンス(R)、2番目は解析するサンプルのエレクトロフェログラム(S)。1番下のエレクトロフェログラムはリファレンスとサンプルの比較により見出した差異が表示されるMutationエレクトロフェログラム。ベースコールされていないセカンドピーク(上図赤い矢印)もソフトウェアが評価し自動的にバリアントコールを行います。

一方のアレルにIndelをもち2つの波形が重なったサンプルシーケンス波形データから、リファレンス波形に一致する波形と一致しない波形(Indelを含むと見込まれるアレルの波形)に分離し、ヘテロ接合Indelを自動的に検出。